なかなかブログ更新する間もなく・・・日々に追われ・・・

久しぶりに書いております。

市川海老蔵さんの公演が山鹿の八千代座にて9月29日～10月4日まで行われました。

山鹿の小さな町も海老蔵さんがいらっしゃるということで大変！！一気に活気づきました。

さすがです！！存在感が！！（笑

ご来館頂いたお客様の中には年齢層の若い方も多く、海老蔵さんを観に行かれた方皆さん口をそろえて「良かったよ～」とおっしゃってました！！

海老蔵さん・・・ご結婚されてますます輝いていらっしゃるように思います。

ちょっと若い方には堅苦しく感じる歌舞伎ですが海老蔵さんが演じられることで足を運びにくい歌舞伎の世界に若い方が行かれる機会が多くなることは本当にいいことだと思います。

海老蔵さんといえば・・・存在感・・華がある・・・歌舞伎界プリンス？いや歌舞伎界の暴れん坊（笑というイメージでしょうか？

芸術的で素晴らしいのはもちろんですが存在感・・華がある方となるとやはり彼に敵う人はいないのではないでしょうか？あれだけ容姿端麗でありながら芸に一生懸命で抜群の集中力があり、どんな自分も肯定している自信あるポジティブな姿勢・・・そして何より表情が豊かであるということ・・「目は口ほどにものをいう」という言葉ぴったりの圧巻される「にらみ」・・・プライベートでも喜怒哀楽がはっきりしていて素直に自分を表現していて見ていてあきない・・・個性的なので好き嫌いがはっきり分かれるかもしれませんが彼に魅了される人は多いことでしょう。

つねに前向きに海外文化のオペラと融合させた歌舞伎の舞台に挑戦されたり、歌舞伎界に新風を巻き起こされている海老蔵さん。

芸術家でもアスリートでも一流の人はやはり独特の個性をもってらっしゃる方が多いですね。それは一瞬にどれだけ集中力を高められるかが勝負の世界だからでしょう・・・

個性が強いということはそれだけずっと変わらなかった古い文化である古典歌舞伎の伝統に影響を与える存在でもあり、周りから色々誤解されることもありますが、それでもやはりこれからは代々受け継がれてきたものを言われたとおりにやるだけの優等生のままでは色んなことを表現し人々に感動を伝えていくことが重要な世界ではさらに難しくなってくるでしょう。伝統をそのまま守る優等生でもそれはそれで素晴らしく大変なことかもしれませんが、それでは伝統を守ることはできても新しい風を吹かせ、その時代にあった観客を魅了することはできないのだから・・・ましてやグローバルな世の中・・さらにどんなことをして下さるのか？海老蔵さんのこれからのご活躍が本当に楽しみです。

特に伝統、古典を重んじる歌舞伎の世界では海老蔵さんのような個の強い方が伝統文化を守りつつも、常に新しい風を吹かせ若い方々や世界中に日本文化である歌舞伎の素晴らしさ、醍醐味をこれからも伝えていって下さればいいなと切に願います。

海老蔵さん・・・公演お疲れさまでした。

また、八千代座での公演を心よりお待ちしております。